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MV(1) FSF MV(1)

NAME

名前

mv - ファイルを移動する(ファイル名を変更する)

書式

mv [オプション]... SOURCE DEST
mv [オプション]... SOURCE... DIRECTORY

説明

ファイル名をSOURCEからDESTへ変更する。 または、ファイル(SOURCE)をディレクトリ(DIRECTORY)下へ移動する。

変更前にバックアップを作成する。
移動先が存在する場合、確認を求めずに削除する。
上書きする前に確認を求める。
バックアップファイルを作る際の添字を指定する。
ディレクトリ以外のファイルの移動で、移動先ファイルが既に存在し、 その修正時刻が移動元と同じかより新しい場合、移動を行わない。
実行した内容を表示する。
バックアップファイルの命名方法を指定する。
使用方法を表示して正常終了する。
バージョン情報を出力して正常終了する。

環境変数SIMPLE_BACKUP_SUFFIXが設定されていない場合、 バックアップファイルを作る際の添字は ~ である。 バックアップファイルの命名方法は、環境変数VERSION_CONTROLで指定する。 指定する値は以下の通り。

番号の拡張子を持つバックアップを作成する。
番号の拡張子を持つバックアップが既にある場合には、 番号の拡張子を持つバックアップを、 そうでない場合には単純なバックアップを作成する。
常に単純なバックアップを作成する。

バグレポート

バグレポートは<bug-fileutils@gnu.org>へ。

関連項目

mv の完全なドキュメントはinfoマニュアルとしてメンテナンスされている。 infomv が正しくインストールされていれば、次のコマンド

info mv

で完全なマニュアルを参照することができる。

November 1998 GNU fileutils 4.0