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NAME¶
名前¶
mv - ファイルを移動する(ファイル名を変更する)
書式¶
mv [オプション]...
SOURCE DEST
mv [オプション]...
SOURCE... DIRECTORY
説明¶
ファイル名をSOURCEからDESTへ変更する。 または、ファイル(SOURCE)をディレクトリ(DIRECTORY)下へ移動する。
- -b, --backup
- 変更前にバックアップを作成する。
- -f, --force
- 移動先が存在する場合、確認を求めずに削除する。
- -i, --interactive
- 上書きする前に確認を求める。
- -S, --suffix=SUFFIX
- バックアップファイルを作る際の添字を指定する。
- -u, --update
- ディレクトリ以外のファイルの移動で、移動先ファイルが既に存在し、 その修正時刻が移動元と同じかより新しい場合、移動を行わない。
- -v, --verbose
- 実行した内容を表示する。
- -V, --version-control=WORD
- バックアップファイルの命名方法を指定する。
- --help
- 使用方法を表示して正常終了する。
- --version
- バージョン情報を出力して正常終了する。
環境変数SIMPLE_BACKUP_SUFFIXが設定されていない場合、 バックアップファイルを作る際の添字は ~ である。 バックアップファイルの命名方法は、環境変数VERSION_CONTROLで指定する。 指定する値は以下の通り。
- t, numbered
- 番号の拡張子を持つバックアップを作成する。
- nil, existing
- 番号の拡張子を持つバックアップが既にある場合には、 番号の拡張子を持つバックアップを、 そうでない場合には単純なバックアップを作成する。
- never, simple
- 常に単純なバックアップを作成する。
バグレポート¶
バグレポートは<bug-fileutils@gnu.org>へ。
関連項目¶
mv の完全なドキュメントはinfoマニュアルとしてメンテナンスされている。 info と mv が正しくインストールされていれば、次のコマンド
- info mv
で完全なマニュアルを参照することができる。
November 1998 | GNU fileutils 4.0 |