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EXP(3) | Linux Programmer's Manual | EXP(3) |
名前¶
exp, expf, expl - 底が e の指数関数
書式¶
#include <math.h>
double exp(double x); float expf(float x); long double expl(long double x);
-lm でリンクする。
glibc
向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7) 参照):
expf(), expl():
_ISOC99_SOURCE ||
_POSIX_C_SOURCE >= 200112L
|| /* Since glibc 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
|| /* Since glibc 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
説明¶
これらの関数は e の x 乗の値を返す (e は自然対数の底)。
返り値¶
成功すると、これらの関数は e の x 乗を返す。
x が NaN の場合、NaN が返される。
x が正の無限大の場合、正の無限大が返される。
x が負の無限大の場合、+0 が返される。
結果がアンダーフローする場合、 範囲エラー (range error) が発生し、0 が返される。
結果がオーバーフローする場合、範囲エラーが発生し、 各関数はそれぞれ +HUGE_VAL, +HUGE_VALF, +HUGE_VALL を返す。
エラー¶
これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は math_error(7) を参照のこと。
以下のエラーが発生する可能性がある。
- 範囲エラー (range error)、オーバーフローの場合
- errno に ERANGE が設定される。 オーバーフロー浮動小数点例外 (FE_OVERFLOW) が上がる。
- 範囲エラー (range error)、アンダーフローの場合
- errno に ERANGE が設定される。 アンダーフロー浮動小数点例外 (FE_UNDERFLOW) が上がる。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
exp(), expf(), expl() | Thread safety | MT-Safe |
準拠¶
C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.
double 版の関数は SVr4, 4.3BSD, C89 にも準拠している。
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2017-09-15 |