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DATE(1) General Commands Manual DATE(1)

名前

date - システムの日付と時刻を表示あるいは設定する

書式

date [-u] [-d datestr] [-s datestr] [--utc] [--universal] [--date=datestr] [--set=datestr] [--help] [--version] [+形式] [MMDDhhmm[[CC]YY][.ss]]

説明

この文書はもうメンテナンスされていないので、不正確・不完全な可能性がある。 現在は texinfo 文書が正式な情報となっている。

このマニュアルページは GNU 版 date の使用法を説明したものである。 引数なしに date を実行すると、( 後述する `%c' 指令の形式でもって )現在の時刻と日付を表示する。 `+'で始まる一つの引数が与えられた場合は、現在の時刻と日付をその引数で制御 された形式でもって表示する。この引数は `strftime' 関数に渡される文字列の形式 と同一の形式を持つ。 `%' で始まる指令を除いて、この文字列内の文字はそのまま 変更されずに表示される。

それらの指令とは:

%
文字としての %
改行
水平タブ

時刻の欄:

%H
時 (00..23)
%I
時 (01..12)
%k
時 ( 0..23)
%l
時 ( 1..12)
%M
分 (00..59)
%p
AM あるいは PM のロケール
%r
時刻、12時間 (hh:mm:ss [AP]M)
%s
1970-01-01 00:00:00 UTC からの秒数 (標準外の拡張)
%S
秒 (00..61)
%T
時刻、24時間 (hh:mm:ss)
%X
ロケールによる時刻の表現 (%H:%M:%S)
%Z
タイムゾーン (例 EDT)、もしタイムゾーンが決定できないならば無

日付の欄:

%a
ロケールによる省略形の曜日の名前 (Sun..Sat)
%A
ロケールによる完全に表記した曜日の名前、可変長 (Sunday..Saturday)
%b
ロケールによる省略形の月の名前 (Jan..Dec)
%B
ロケールによる完全に表記した月の名前、可変長 (January..December)
%c
ロケールによる日付と時刻 (Sat Nov 04 12:02:33 EST 1989)
%d
日(月内通算日数) (01..31)
%D
日付 (mm/dd/yy)
%h
%b と同じ.
%j
年内通算日数 (001..366)
%m
月 (01..12)
%U
日曜日を週の最初の日としたときの年内通算の週の番号 (00..53)
%w
週のうちの曜日 (0..6) で 0 が日曜日に対応
%W
月曜日を週の最初の日としたときの年内通算の週の番号 (00..53)
%x
ロケールによる日付の表現 (mm/dd/yy)
%y
年の最後の二つの数字 (00.99)
%Y
年 (1970...)

デフォルトでは date 数値の欄をゼロで詰める。 GNU date は以下の標準外の数値の修飾指定子を受け付ける:

-
(ハイフン) フィールドを詰めない
_
(アンダースコア) スペースでフィールドを詰める

与えられた引数が `+' で始まらない場合、 date はシステム時計をその引数として指定された時刻と日付でもって設定する。 引数はもっぱら数字で構成されねばならない。これは以下の意味を持つ:

日(月内通算)
年の最初の二つの数字 (任意)
年の最後の二つの数字 (任意)
秒 (任意)

スーパーユーザだけがシステム時計を設定することができる。

オプション

datestr において指定された時刻と日付を表示。 これはほとんどのいかなる共通の形式でも構わない。 この表示はデフォルトの出力形式だが、 date, に与えられる引数が `+' で始まる場合は その引数によって指定された形式である。
標準出力に使用方法をことづて、コマンドは成功したとして終了する。
時刻と日付を datestr, に設定する。 これはほとんどのいかなる共通形式で構わない。 月の名前、タイムゾーン、 `am' および `pm' などを含みうる。
時刻と日付を地方時(壁時計の時刻)ではなくて協定世界時 (UTC) (グリニッジ標準時としても知られている) によって表示あるいは設定する
標準出力にバージョン情報を表示してからコマンドは成功したとして終了する。

一昨日の日付を表示するには

date --date ´2 days ago´

今から三ヶ月と一日の日付を表示するには、

date --date ´3 months 1 day´

今年のクリスマスの年内通算日数を表示するには

date --date ´25 Dec´ +%j

現在の日付を完全な表記による月の名前と(月内通算)日を含んだ形式で表示するには

date ´+%B %d´

しかしこれは望んでいるものと異なるかもしれない。というのは月の最初の 九日に対して`%d´ はゼロで詰められた二個の数字の欄に拡張するからである。 例えば `date -d 1-may ´+%B %d´´ は `May 01´ を表示するであろう。

同じ日付ではあるが数字一個に対して頭につくゼロをのぞいた(月内通算)日を 表示するには、標準外の `-´ 修飾指定子を詰め物全体を抑制するために用い ることができる。

date -d 1-may ´+%B %-d´
GNU Shell Utilities FSF