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TIMER_DELETE(2) Linux Programmer's Manual TIMER_DELETE(2)

名前

timer_delete - プロセス単位の POSIX タイマーを削除する

書式

#include <time.h>
int timer_delete(timer_t timerid);

-lrt でリンクする。

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

timer_delete(): _POSIX_C_SOURCE >= 199309L

説明

timer_delete() は timerid で指定された ID のタイマーを削除する。 timer_delete() が呼び出された時点でタイマーが開始されている場合は、 削除する前にタイマーの解除が行われる。 削除されるタイマーにより生成された処理待ちシグナルの扱いは不定 (unspecified) である。

返り値

成功すると、 timer_delete() は 0 を返す。 失敗すると、 -1 が返り、 errno にエラーを示す値が設定される。

エラー

timerid が有効なタイマー ID ではない。

バージョン

このシステムコールは Linux 2.6 以降で利用できる。

準拠

POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.

関連項目

clock_gettime(2), timer_create(2), timer_getoverrun(2), timer_settime(2), time(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2015-08-08 Linux