REALPATH(1) | ユーザーコマンド | REALPATH(1) |
名前¶
realpath - 絶対パスを表示する
書式¶
realpath [OPTION]... FILE...
説明¶
展開された絶対パスを表示します。 最後以外のパスの構成要素は存在していなければいけません。
- -e, --canonicalize-existing
- パスの構成要素が全て存在していなければならない
- -m, --canonicalize-missing
- パスの構成要素が存在している必要はない
- -L, --logical
- シンボリックリンクの前にある '..' 要素を展開する
- -P, --physical
- 遭遇したシンボリックリンクを展開する (デフォルト)
- -q, --quiet
- ほとんどのエラーメッセージの出力を抑制する
- --relative-to=DIR
- DIR から見た相対パスを表示する
- --relative-base=DIR
- DIR 配下でない場合は絶対パスを表示する
- -s, --strip, --no-symlinks
- シンボリックリンクを展開しない
- -z, --zero
- 行の区切りとして改行文字ではなく NUL を使用する
- --help
- 使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/> 翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 詳細な文書 <https://www.gnu.org/software/coreutils/realpath> (ローカルでは info '(coreutils) realpath invocation' で参照可能)。
作者¶
作者 Padraig Brady。
著作権¶
Copyright © 2020 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
readlink(1), readlink(2), realpath(3)
realpath の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および realpath のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info realpath
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2021年5月 | GNU coreutils |