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名前¶
networks - ネットワーク名の情報
説明¶
/etc/networks ファイルは、通常の ASCII ファイルで、よく使われる DARPA ネットワークとその分かりやすい名前を記載したファイルである。 各行が一つのネットワークを表し、以下の構造となっている。
name number aliases ...
フィールドはスペースかタブで区切られる。空行は無視される。 ハッシュ文字 (#) はコメントの開始を示し、このファイルを処理する ライブラリ関数はこの文字とその行のそれ以降の文字を無視する。
フィールドの説明は以下のとおり。
- name
- ネットワークの分かりやすい名前 (symbolic name)。 ネットワーク名には、ホワイトスペースとコメント文字以外の印字可能な文字を使うことができる。
- number
- このネットワークの正式な数字での値。 ドット区切りの数字表記 (inet(3) 参照) で記載する。 末尾の ".0" (ネットワークアドレスのホスト部分) は省略してもよい。
- aliases
- そのネットワークの別名 (省略可能)。
このファイルは、 route(8) と netstat(8) ユーティリティにより利用される。クラス A, B, C のネットワークだけがサポートされており、 (network/26 や network/28 といった) 分割されたネットワークはこのファイルではサポートされていない。
ファイル¶
- /etc/networks
- ネットワーク定義ファイル。
関連項目¶
getnetbyaddr(3), getnetbyname(3), getnetent(3), netstat(8), route(8)
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2008-09-04 | GNU/Linux |