SCHED_GETCPU(3) | Linux Programmer's Manual | SCHED_GETCPU(3) |
名前¶
sched_getcpu - 呼び出したスレッドが実行されている CPU を知る
書式¶
#include <sched.h>
int sched_getcpu(void);
glibc
向けの機能検査マクロの要件
(feature_test_macros(7) 参照):
sched_getcpu():
- glibc 2.14 以降:
- _GNU_SOURCE
- glibc 2.14 より前:
- _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
/* _GNU_SOURCE も定義される */
説明¶
sched_getcpu() は、呼び出したスレッドが現在実行されている CPU の番号を返す。
返り値¶
成功すると、 sched_getcpu() は非負の CPU 番号を返す。 エラーの場合、-1 を返し、 errno にエラーを示す値を設定する。
エラー¶
バージョン¶
この関数は glibc 2.6 以降で利用可能である。
属性¶
この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。
インターフェース | 属性 | 値 |
sched_getcpu() | Thread safety | MT-Safe |
準拠¶
sched_getcpu() は glibc 固有である。
注意¶
呼び出し
cpu = sched_getcpu();
は、以下の getcpu(2) 呼び出しと等価である。
int c, s; s = getcpu(&c, NULL, NULL); cpu = (s == -1) ? s : c;
関連項目¶
この文書について¶
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2017-09-15 | Linux |