IPTABLES-RESTORE(8) | iptables 1.4.21 | IPTABLES-RESTORE(8) |
名前¶
iptables-restore — IP テーブルを復元する
ip6tables-restore — IPv6 テーブルを復元する
書式¶
iptables-restore [-chntv] [-M modprobe]
ip6tables-restore [-chntv] [-M modprobe] [-T name]
説明¶
iptables-restore と ip6tables-restore は標準入力で指定されたデータから IP/IPv6 テーブルを復元するために使われる。 ファイルから読み込むためには、 シェルで提供されている I/O リダイレクションを使うこと。
- -c, --counters
- 全てのパケットカウンタとバイトカウンタの値を復元する。
- -h, --help
- 簡潔なオプション一覧を表示する。
- -n, --noflush
- これまでのテーブルの内容をフラッシュしない。 指定されない場合、 どちらのコマンドもこれまでの各テーブルの内容を全てフラッシュ (削除) する。
- -t, --test
- ルールセットの解釈と構築のみを行い、適用は行わない。
- -v, --verbose
- ルールセットの処理中に追加のデバッグ情報を表示する。
- -M, --modprobe modprobe_program
- modprobe プログラムのパスを指定する。デフォルトでは、 iptables-restore は /proc/sys/kernel/modprobe の内容を確認して実行ファイルのパスを決定する。
- -T, --table name
- 入力ストリームに他のテーブルの情報が含まれている場合でも、指定されたテーブルについてのみ復元を行う。
バグ¶
iptables-1.2.1 リリースでは知られていない。
作者¶
Harald Welte <laforge@gnumonks.org> は Rusty Russell
のコードを元に iptables-restore
を書いた。
Andras Kis-Szabo <kisza@sch.bme.hu> は ip6tables-restore
に貢献した。
関連項目¶
より多くの iptables の使用法について 詳細に説明している iptables-HOWTO。 NAT について詳細に説明している NAT-HOWTO。 内部構造について詳細に説明している netfilter-hacking-HOWTO。
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